ブレーカーが落ちる=店舗にとっては「大きな機会損失」

飲食店や美容室、オフィスなどを経営されている方にとって、突然の停電は営業が完全にストップしてしまう死活問題です。
「ピークタイムに突然ブレーカーが落ちて、厨房の機器が止まってしまった」 「エアコンと他の電化製品を同時に使うと、決まって特定の場所だけ電気が消える」
こうしたトラブルが何度も続く場合、単に電気の使いすぎだけでなく、店舗の「契約容量不足」や「回路の配置バランスの悪さ」が原因の可能性が高いです。今回は、電気工事のプロの視点から、業種別の原因と具体的な解決方法を分かりやすく解説します。
【業種別】店舗のブレーカーが落ちる主な原因
お店の業種によって、電気を多く消費するタイミングや機器は異なります。まずは自社・自店舗の状況をチェックしてみましょう。
1. 飲食店(カフェ・居酒屋など)
厨房機器の導入や、季節によるエアコンのフル稼働が主な原因です。
- 原因機器: 業務用冷蔵庫、電子レンジ、電気フライヤー、製氷機、エアコン
- よくある盲点: 開店後にメニューを増やし、調理家電(オーブンやフライヤーなど)を買い足したことで、既存の容量をオーバーしてしまうケースが非常に多いです。
2. 美容室・サロン
一斉にハイパワーな機器を使用する時間帯に負荷が集中します。
- 原因機器: ドライヤー、タオルスチーマー、電気温水器、パーマ用機器
- よくある盲点: ドライヤーは1台あたり1200W〜1500Wと、家庭用エアコン並みの電力を消費します。スタッフ数が増えて同時にドライヤーを回すようになると、一発でブレーカーが落ちる原因になります。
3. オフィス・事務所
冬場の暖房器具や、OA機器の集中が原因になります。
- 原因機器: デスク下の足元ヒーター、複合機(コピー機)、電気ポット、サーバー
- よくある盲点: コピー機は印刷を開始する瞬間に突発的に大きな電力を消費します。また、冬場に社員が各自のデスク下で電気ストーブを使うと、特定の床下回路が容量オーバーになります。
何度も落ちるときの2つの解決方法
「電気をこまめに消す」だけでは根本的な解決になりません。店舗のビジネスを守るためには、以下の電気工事・手続きが必要になります。
解決策A:単相3線式への切り替え・契約アンペアの変更(容量変更)
建物全体の電気の使える上限を引き上げる工事です。特に古いテナントビルや住宅を改装した店舗の場合、元々の電気の引き込みが「単相2線式(30A程度まで)」になっていることがあります。これを「単相3線式」に切り替えることで、200Vの業務用エアコンが使えるようになり、全体の容量も大きく増やすことができます。
解決策B:専用回路の増設(ブレーカーの小分け)
「お店全体の容量は足りているのに、特定のブレーカーだけが落ちる」という場合は、回路のバランスが原因です。 一つのブレーカー(回路)から、ドライヤーや電子レンジなど消費電力の大きい機器を複数繋いでしまっているケースです。この場合、その機器専用のコンセントと配線を、分電盤から新しく直接引っ張ってくる「専用回路増設工事」を行うことで解決します。
営業を止めないために!工事の進め方と注意点
店舗の電気工事を行う際、オーナー様が最も心配されるのが「工事中に営業ができるかどうか」です。
基本的には「夜間・休日」の施工が可能
電気を一時的に遮断する(停電させる)必要がある工事の場合、シルバ電設ではお店の定休日や、夜間の閉店後の時間帯に合わせて施工を行うことが可能です。お客様やスタッフに迷惑をかけることなく、翌朝の営業からは快適に電気を使える環境を整えます。
電力会社への申請期間を見越して早めのご相談を
電力会社への契約変更申請(内線申請)が必要な工事の場合、書類の手続きだけで1週間〜3週間ほどかかってしまうケースがあります。「来週から新しく厨房機器を入れるから、今すぐ容量を上げてほしい」と思っても、即日対応が難しい場合があるため、機器の購入や繁忙期を迎える前に、余裕を持ってご相談いただくのがベストです。
神奈川県内の店舗・企業の電気トラブルはシルバ電設へ
シルバ電設では、神奈川県藤沢市を拠点に、県内全域の店舗・オフィス・工場の電気工事に幅広く対応しています。
「まずはどこのブレーカーが原因か調査してほしい」 「店舗リニューアルに合わせて、最適な電気の容量を計算してほしい」
電気のプロが現場に伺い、お店の稼働状況に合わせた最適なプランをご提案します。突然の停電で焦る前に、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

